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夫が糖尿病と言われた方へ

夫が糖尿病と言われたら。妻が最初にやること3つと、宅配食の使いどころ

公開 2026.10.30 更新 2026.10.30 料金・数値の確認 2026.10.30

健診で夫が「糖尿病」または「糖尿病の疑い」と言われたとき、多くの妻が最初に悩むのは「今夜から何を作ればいいのか」です。 健診の結果だけで判断せず、まず医療機関を受診して、食事の方針を主治医に確認してください。この記事では、受診と並行して家庭で準備できることを、最初の1週間でやること3つに絞りました。特別な献立を毎日考える必要はありません。やることの順番を決めるだけで、気持ちの負担はかなり軽くなります。

数値の目標や薬のことは、主治医の指示が最優先です。ここに書くのは、家庭でできる準備と考え方です。

最初の1週間でやること3つ

1. 医師の指示値を聞いて、冷蔵庫に貼る

糖尿病の食事療法は、人によって目標が違います。1日のエネルギー量(kcal)、炭水化物の目安、減塩が必要かどうか、体重の目標などです。 受診のときに、次の3つを聞いて紙に書き、冷蔵庫に貼ってください。

  • 1日の目標エネルギー量(例:1,600kcal、1,800kcal)
  • 1食の主食(ご飯)の目安量(例:150g、200g)
  • 塩分や脂質で注意することがあるか

この紙があるだけで、「どれくらい減らせばいいのか分からない」という不安が消えます。宅配食を選ぶときも、この数値が物差しになります。

2. 家の食事を「別メニュー」にしない形に整える

夫だけ別の料理を作ると、作る側の手間が毎日増え、食べる側も「自分だけ我慢している」と感じて続きません。 基本は家族と同じ献立にして、夫の分だけ次の3点を変えます。

  • ご飯の量を指示量に合わせて計る(最初の数回だけ計れば、目で分かるようになります)
  • 主菜の油を減らす(揚げ物を焼き物や蒸し物にする)
  • 野菜の小鉢を1品足す(食物繊維を増やす)

厚生労働省の情報サイト(e-ヘルスネット)では、糖尿病の食事は特別な食事ではないと説明されています。適正なエネルギー量で、主食・主菜・副菜を組み合わせたバランスのよい食事を、規則正しくとることが基本です。食物繊維は積極的に、脂質と食塩は控えめに、とも書かれています。特別な食材を買う必要はなく、量と組み合わせを整えることが中心です。

3. 「続かない日」のために、宅配食を1社決めておく

毎日完璧に作り続けるのは無理です。疲れた日、外出の日、夫が一人で食べる日のために、糖質やカロリーが調整された宅配の冷凍弁当を1社だけ決めておくと、献立に困ったときの逃げ道になります。

選ぶときの目安は3つです。

  • 1食の糖質・カロリー・塩分の数値が公開されていること(指示値と比べられる)
  • 夫が続けられる味と量であること(最初は少ない食数で1回食べてもらう)
  • 送料を含めた1食あたりの料金が、家計で続く範囲であること

1つ目の目安に合う例として、1食の糖質・カロリー・塩分の3つすべてに上限を公式に示している糖質制限食を挙げます。どれも冷凍で届き、電子レンジで温めるだけで食べられます。

送料込み1食は、関東向け・税込で、各社で最も安くなる条件の値です。紹介したコースの料金とは違う場合があります。

ほかの会社も含めた数値と価格は、糖尿病の宅配食おすすめ比較で、同じ条件にそろえて一覧にしています。

「別メニューにしない」献立の整え方

ご飯の量は「計る」から「見て分かる」へ

最初の1週間だけ、ご飯を計量してお茶碗に盛ってください。150gと200gが見た目でどれくらいか分かれば、あとは計らなくても済みます。 おかわりをする習慣がある場合は、お茶碗を一回り小さいものに替えるだけで、量の調整がしやすくなります。

主菜は「同じ料理、違う調理法」

家族が唐揚げなら、夫の分は同じ鶏肉を焼く、蒸すなど油を使わない調理に変えます。味付けは同じで構いません。 「夫だけ別の料理」ではなく「同じ料理の調理法違い」にすると、作る手間はほとんど増えません。

野菜の小鉢を1品、先に出す

野菜、豆、きのこ、海藻などで食物繊維を積極的にとることは、厚生労働省の情報サイトでも勧められています。順番や食べ方の細かい工夫は、受診時に管理栄養士から指導を受けられることが多いので、家庭ではまず「野菜を1品足す」ことを優先してください。作り置きできる小鉢(ひじき煮、おひたし、酢の物)を週末にまとめて作っておくと、平日は出すだけになります。

麺とご飯の重ね食べを避ける

うどんとおにぎり、ラーメンとチャーハンのような炭水化物の組み合わせは、主食が2回分になります。外食のときは、定食を選ぶと主食が1回分で済みます。厚生労働省の情報サイトでは、白米やうどんを玄米やそばに置き換える工夫も紹介されています。

続かない日のための宅配食の使い方

週に何食使うか先に決める

毎食を宅配食にする必要はありません。多くの家庭では、次のような使い方が現実的です。

  • 平日の夕食のうち2〜3食を宅配食にする
  • 妻が不在の日の昼食と夕食に使う
  • 外食が続いた週の調整に使う

各社の最小注文数は5〜7食程度のことが多く、それを2週間で使い切る程度なら、冷凍庫の場所も取りすぎません。

「ご飯付き」か「おかずのみ」か

糖尿病向けの宅配食の多くは「おかずのみ」で、ご飯は自分で用意します。指示量のご飯を自分で盛れるので、糖質の調整がしやすい形です。 ご飯付きのセットは量が決まっているので、計る手間はありませんが、指示量と合うかどうかを確認してください。

少ない食数で「夫が食べるか」を確かめる

味が合わなければ続きません。お試し専用のセットがあるのは一部の会社で、糖尿病向けの主要な会社でも、最小食数(5〜7食程度)からの購入になるところが多いです。最初は最小食数を1回だけ都度購入するか、1回で止められる定期購入で夫に食べてもらい、感想を聞いてから定期にするかを決めると無駄がありません。お試しや初回割引の有無は、宅配食のお試しセット一覧にまとめています。

医師・管理栄養士に聞いておくことリスト

受診のときに、次の項目を聞いておくと、家庭での食事と宅配食の選択がぶれません。

  1. 1日の目標エネルギー量と、1食あたりの目安
  2. 主食(ご飯・パン・麺)の1食の目安量
  3. 塩分の目標(高血圧を合わせて指摘されている場合)
  4. 間食やお酒の扱い
  5. 宅配の調整食を使ってよいか、使うなら何に気をつけるか
  6. 栄養指導(管理栄養士の面談)を受けられるか

宅配食の各社が公開している1食の栄養値は、この指示値と比べて初めて意味を持ちます。指示値が分からないまま「糖質が少なそうだから」で選ぶのは避けてください。

よくある質問

夫だけ別の食事にしないと駄目ですか

同じ献立で、ご飯の量と調理法を変えるだけで対応できる場合が多いです。ただし、たんぱく質や塩分の制限を合わせて指示されている場合は、その指示に従ってください。別メニューは作る側の負担が大きく、続きません。

お酒や外食はやめさせるべきですか

お酒の量や外食の頻度は、人によって指示が違います。受診時に「週に何回まで」「どんな店なら」と具体的に聞いてください。外食では定食を選び、主食を1回分にするだけでも整えやすくなります。

宅配食だけで食事療法になりますか

宅配食は献立の一部を置き換える道具です。1日の食事全体の量と内容は、主治医や管理栄養士の指導にもとづいて組み立ててください。

甘いものは一切やめさせるべきですか

間食の扱いは指示値によって違います。自己判断で極端に制限するより、受診時に「どの程度までなら」と具体的に聞くほうが続きます。


出典

この記事は編集部が公的機関の情報をもとに作成しました。各社の宅配食の数値や条件は、糖尿病の宅配食おすすめ比較(取得日付き)と各社の公式サイトをご確認ください。病状や治療に関する判断は、必ず主治医にご相談ください。